1月 22, 2013

休日当番医、検診、そして覚悟

土曜日、青森での仕事をさくさくと終え、以前からの原因不明の動悸を心配して大学同窓の新年会を欠席。翌日曜は朝から休日当番医でして、3時間の間に6人ほど来院。そういえば数年前の正月の休日当番は、3時間ほどで二十数人というとんでもないときがあったなぁ、、等と考え、それに比べれば、ま、平和になったモノです。

日曜の夕方から盛岡に出向き、月曜はお休みをもらっておりまして、なぜかと言いますと、の孝仁病院での全身くまなく超音波、MRI、CTはもちろんPETまで、ありとあらゆる検診「安心コース」なるものを受信して参りました。検案であるところの、縦隔腫瘍というカテゴリーだろうの嚢胞状肉塊(笑)は、2年前と比較して何も変化無し。墓場まで持って行きましょうとアドバイスを頂きました。脳動脈におかしな瘤とか無いかも心配でしたが、血算生化学(後日報告)を除いてオールグリーンという嬉しい結果でした。夕方終了後出されました食事が、大変美味しゅうございました。

さて、アルジェリアの話題ですが、マスコミの報道姿勢がやはりとても気になります。マスコミ以外も左傾的いいとこ取り(各国の代表のコメントなど反アルジェリア軍的な)の耳障りの良いブログも目立ちます。

犠牲になった方の事も考えると、ここでの誤解を招きそうな真正面からの議論は避けますが、要するに政府軍のテロ殲滅に疑問を持つのは、9条ボケした我が国だけという議論が成されていません。人質を持ったままマリ北部に逃げ込まれたときの状況を考えるに、人質に対する責任はイギリス首相じゃなけれど政府ではなくテロリストにあるのではと素朴な疑問に駆られます。かつて我が国の総理が言った人命は地球よりも本当に重いのか(これもサヨクに揚げ足撮られる)、このへんでソロソロ本気で議論しないと、尖閣も支那の思うがままになるでしょうね。日揮のように素晴らしい世界に貢献している会社だからこそ、独立国家として真摯に対応できない我が国の憲法を呪う方は大勢いるのでは。

イスラムな北アフリカ諸国は非常に親日です。日本の経済や技術を本当に認めている国々が多いのですけれど、自衛隊のイラク派兵のように日米同盟における親米路線で行くわか国に対して懐疑的にならざるを得ない現実もまた頭の痛いところでしょうか。米国は確実に反イスラムでありイスラムは反米です。しかしイスラム諸国のほとんどは、白人以外では支那より日本を選んでいます。ですから米国への追従が日本国家として選択せざるを得ない現実が日本人も含めたテロ標的として存在することもまた事実なのではないでしょうか。(日本人を犠牲にするわけがないという意見も沢山ありますが、エビデンスは??)

マリ侵攻で「地獄の門を開けた」とイスラムに言われたフランスがこれからどういう対応をするのか、日本人には理解できない人も多いのでは。ワシはまだ15カ国ほどしか訪れた経験は無いのですけれど、そのほとんどは欧州です。人口5000人以上の欧州の街々には必ずと言って良いほどイスラム系移民のケバブ屋と支那系移民の支那レストランが必ずあります。華僑は別としても彼らのアンダーグランドなネットワークはすごいと感じるわけです。ましてやシェンゲン協定の元、東の東からパスポートフリーで入国できる欧州の国々は、米国のような非常に厳しい入国規制はないに等しいのではないかと心配します。
フランスを起爆とした欧州各地がテロの標的になる前に、我が国の本当の独立国家としての対応を望まなければ、すでに邦人として数十万人という出入りのある欧州で、この先また、何かあった時、決して我が国は助けてはくれないし助けることは出来ないと肝に銘じて、渡欧する覚悟が今以上に必要でしょうね。

非常に出来の良い同じ意志を持つ後輩であるところの「タスク」よ、どうよ。北アフリカから見える日本を本気で感じるために、今年こそセネガル歯科支援に行かないか?等と、彼の親に猛烈に叱られそうな(笑)誘いをする先輩。う〜ん、ワシら日本の歯科医師だった(゜д゜)、そっちが本業か。あ、兄ちゃん忘れてた訳じゃ無いけど。。。。。セネガル、、ダメ??インプラントセミナーとか(笑)。



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