11月 01, 2014

HERZ会から西病院講演会

今週水曜日はHERZ会定例会でした。今回は皆さん所要満載で参加者はいつもの半分。しかし中身は濃かったかな(笑)。トクヤマデンタルの新商品紹介に関しては学術部の方はもう少し緻密なデータを提示して欲しかったかも。最近各社しのぎを削っているレジン系のお話で、今までかなり緻密な学術内容を話されたのは松風。それが良いというのではないですよ(笑)。きちんと社内コンセプトに基づく商品開発環境のお話は頭に残っています。レジン系のコア材が特に活発になっている昨今、各社に言いたいのは歯質とボンディングとコアの素材をきちんとデータ表示を踏まえお話しして欲しいものです。
加えてそのコストが将来何時の日かちゃんと帰ってくるフューチャービジョンがワシらは欲しいのでR。どこかの有名な偉い先生を引き合いに出して、この先生が良いと言っているから皆さんどうですかなんて、ワシらを馬鹿にしちゃいけないよ(笑)。

引き続き今度は、若い先生方には刺激的なお話。

The masticatory organ, its function and dysfunctions and their diagnosis and therapy is a fascinating field and a challenge for the modern dentist.
CFnetworkの症例集を
配り、それを例に最近の歯科の私感に加えワシの素晴らしい(爆)お話で終了したのでした。

木曜日、カイマンデンタルの営業と会食。来年4月のロスのグローバルシンポジウムの相談(笑)。意外と長い相談になりました。

金曜日、夕方から西病院という総合病院の看護部の要請でミニ講演会の講師として出席。小一時間の予定でエイジングと歯科の話が、やはり歯科医療の根幹に関わるCMFの話に終始してしまいました。公演後、全
く想像していなかった歯科の世界にびっくり仰天という感じでしょうか。咀嚼と大脳皮質の活性化の関係が今更ながらにアクティベートされて来ているのですから、人間の尊厳の鉤を歯科が握っているという事実を、事実として理解してもらえればうれしい限りです。

土曜日、先週大阪予定のために出席できなかった叔母のお葬式に続き、今週土曜も別の叔母のお葬式。それぞれそれなりのお年でしたから湿っぽい感じは全くない、浄土に送り出す儀式としてのお葬式は個人的にはありでした。
いつもしみじみ思うのですが、あなた方みなさんがいたから私が今ここにいるという、ひどく大切な本当の感謝だけの思いを覚醒させる大切な儀式かもしれないと考えたりします。というか、感謝します。
そして、ご冥福をお祈りいたします。



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