10月 25, 2015

怒濤の1週間と吐き気

日曜日、良い天気で自転車。大変気持ちがよござんした。自転車乗るようになると体調の変化があると以前書きましたが、ワシなんか、週1で乗るか乗らないかだけなのに、すごく腹がへって、ぐぅ、となるようになりました。それに加え、夜10時過ぎに眠くなってきます。呑んでるとアタマがパーになってますからそうじゃないんですが、通常だとものすごく眠くなってしまいます。

以前、ワシの真骨頂は「寝ないで雑用の仕事する」だったのですが。。今は結構きついかも。来週、某銀行の職員相手に講演するんですが、プレゼンのキーノート、夜中創ろうと思っても眠くてなかなか出来ない(笑)。

青森の行き帰りの連続で、今週はあっという間に過ぎた。
昨日土曜夕方から、自称ジャーナリストS氏の「怖い、歯科患者の苦情」なる講演会を聞きに行きました。表題が面白そうだったので、かねてから行く予定だった東大でのリスクマネージメント学会の「歯科医療とリスクの管理」をキャンセルして参加でした。

いやぁ久しぶりに「ク○のような話」に出会いましたなぁ。聞いているだけで匂いで吐き気がするほどのひどい話しでした。詳細を書くと気持ち悪くなるのではしょります。
苦情とは本来コミュニケーションの行き違いから来るエモーションの発動形式です。日本医大のリスク管理マニュアルの中に非常にわかりやすくまとめてあるわけです。
しかし、今回の講演の中心は「歯科医師としてのプライドのかけらもない、どうでも良い歯科医師が、あまたクレーム・苦情から生き残る方法」とでも言うのでしょうか。

政治家やタレントや反社会勢力との交友を誇らしげに語るその姿は、もうすでに人として話にならないつまらない人間であるとほとんどの人が見抜いたか。そういうどうでも良い奴に頭下げてまで、この医療を続けるとか、ワシはありえないが、彼はデパートの苦情相談係。気持ちで土下座してでも顧客を確保するのが仕事なら仕方ないか。そして、患者も客と同じと言い張るそのレベルの低さに「こいつ頭悪すぎ」と、思わず独り言。

言っておくが、患者は客ではない。ましてや消費者ではない。そのポリシーは開業以来27年間ワシは崩していない。

苦情の無い医院は滅びるんだそうだ(笑)。レベルの高い医院にはレベルの高いクレームが来るんだそうだ(笑)。そういうことを誇らしげに話すこのレベルの低さが彼の人間性なのだとしたら、この人どんな歯科医師とつきあって居るのだろう??、と誰でも感じるでしょう。

要は、「お客様は神様です」と言う過去の異常な権利意識を生んだ背景が理解できず、お客=患者という理論に矛盾を感じることなく、どんな種類の人間でも顧客の数の確保が歯科医院の繁栄という。旧態依然とした理屈から抜けられていない昔の人の話。

欧州や米国の多くのDr.からワシが個人的に色々聞く限りですが、今回、世界的にも異常な日本のこの状況を鋭く切ってくれるかと思ったら、こんな話。ある先生が「えっ?真面目に聞いてたの?すごいなぁ」だって。大人になれないダメなおいらでした。










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