金曜日, 9月 30, 2016

パリ2日目

パリに来て2日目。いよいよEAOが始まりました。午前中のプレコングレスはチラ見。メインポジウムを待つわけです。ここはフランス。いいも悪いも時間にはちょっとルーズ。これがいいという人もいる訳ですが(笑)。

メインポジウムはEAOのあり方みたいな話から。今回の学会はJAPANESE INVITEDといいまして、日本人はメンバーではなくてもメンバー料金で学会に参加できます。で
すから、日本人の数は250名を超えると聞いています。多いですね。
スタートしてまもなく、会場にいる人の参加型セッションが始まりました。この症例あなたならどうする?という選択肢の回答をスマホで行い、即座にパーセントが出ます。いきなりのこのセッションに批判もあると思いますが、AO等では常に学会最後に行うわけで、重要なのはインプラントをどうとらえているかであり、インプラントが目的の学会ではありませんよと言うスタンスであることは間違いないのです。ですから、ペリオの先生は意地でも天然歯にこだわり予知性を模索し、インプラントロジストは予知性のリスクが大きい物は除去してインプラントを埋入したい。現段階で欧州のデータの一つとして興味深い物でした。これが米国ならインプラント万歳という結果であることは間違いないだろうなと、、、ふと思っていましたが。どちらかというと、費用対効果のリスクマネージメントは欧州の方が日本的だなと思う節があります。これは明らかに国家の歴史文化の問題だと思うわけですね。歴史がない移民の国は開墾開拓して切り開いて行く事に正義と幸福があると信じる国家感がまさにその通り。

懇親会で同テーブル奇跡の再会をしたDr.Annファミリーがストックホルム以来の再会。このテーブルにはサンパウロのお弟子さんを持つルクセンブルクのDr.Diederich。
さっきの話じゃないが、開墾開拓してまでインプラントを入れるリスクより今ある現状であと何年快適に飯が食えるようにしようかという思いの結果、ワシは見たこともない装置を見せてもらった。おぉ、欧州なのだ。骨がなくてもここまでできてあと10年飯が食えたら幸せじゃないか、、という発想は、まず、米国では考えられないかもしれないなぁとふと思ったわけだ。

若くして勉強するなら欧州なのだ。東北大から来ているDr.TやDr.Kや今回の学会で一緒のDr.松井とか、君たちは偉いですよ選択肢が(笑)。これ、経験則とエビデンスから来るワシの考えでしかないけどね(笑)


木曜日, 9月 29, 2016

パリ1日目

フライトの関係で、学会スタートの1日前にパリに入ったからには、色々行ってみたいに決まってる。ワシはどこぞに向かう時のトランジットを除くと、まともに来たのは30年ぶりだと思う。
そして偶然フランスの学芸員にガイドを頼むことができた。彼は(年上だけれど)かつては大学で教鞭を執り素晴らしい学識経験者なのだ。モンサンに2年、ルーブルに2年、ツールに6年、学芸員としても仕事をしており、その知識たるやもの凄いのですよ。こういう方に説明を受けながら案内してもらうというのは、一日中文化歴史の講義を受けながらということで、しかも時間制限もない適当な感じの授業、、相当面白いのですよ。
ルーブルを見学しながら、この学芸員の解説であちこち見て回るのは、それはもう大変な面白さで、そんじょそこらの解説員など足下にも及ばない豊富な知識とエビデンスのある裏話に脱帽なのです。もう一度パリに来て、違う切り口でまた解説を受けながら散策する楽しみができました。だいたい、パリの市内にそれも中心部に、12世紀の城壁の跡が地下二階の駐車場の中にあるなんて、パリッ子でも良くわからないでしょうと。元々フレンチ言語学者なので、それに加えての文化と歴史は本当に面白いです。連絡先を聞きましたから興味のある方はお教えします。新しいパリとおフランスを発見できますよ。


さて、前置きが長くて申し訳ない。午前中電車で1時間。ゴッホがわずか2ヶ月で80枚というとんでもない数の絵を描き上げ、麦畑の中で自殺を図った村に。ここ、オーベル・シュル・オワーズは、本当にきれいなパリ郊外の小さな村です。色々話を聞くに、いわゆるADHDの幼少期とアスペルガー症候群に似た青年期、そして激しく純粋な心と対比した社会に対する絶望などなど、要するにめんどくさいやつだったわけで、南仏で一緒にいたゴーギャンが三行半を突きつけ「えっ?僕のこと嫌いになったの?」なんていう、勘違いもまた、この地での最後の大きな理由だったかもしれないなぁ、、等と。彼の下宿屋のレストランラブーで昼飯を食ったのでした。

その後、また電車に揺られ乗り換え一回してパリへ。ルーブルもまた30年ぶり。先にまとめておくけれど、すべての彫刻絵画には「わけ」があり、その「わけ」を紐解く謎かけがすべての展示室にあるというルーブルの思惑を99%の来場者は知らないらしい。その解説を聞かずして、アートとは何だろうという答えなどわかるはずもなく、歯科の偉い先生がしたり顔で「サイエンスとアートこそ歯科の神髄」なんて、もちろん知ってて言っているんだよね(笑)。
本当のアートに関する詳細は後日。「アートと職人」という命題にしておこう(笑)。

ここから歩いてオデオンまで行き、フランス革命発起の相談をした、カフェ・プレコップという欧州一古い歴史のあるレストランで、さっきパリに着いた松井先生を待ちながらビールを飲む。店の裏にはギロチン実験場が昔あって、どういう角度でどう落とせばきれいに首が切れるかとか、、、う〜、知ってか知らずかその真横でフレンチな地元カップルが飯食ってるわぁ。。(笑)牡蠣食って、カタツムリ食って、酒飲んで夜は更けていきました。

明日から本番の、、、え〜っと、、EAOか。




火曜日, 9月 27, 2016

気持ち悪いのか?

パリまでの12時間30分、寝ないで行くには色々考え事をするのが一番(笑)。映画も二本みたらもういい感じ。新しいらしいXmenはいまいち(笑)。ジョージクルーニーのマネーモンスターはそれなりに面白かったけど、米国の本性をこうやって少しだけチラ見させるのね。

機上でインターネット24時間つなぎ放題なので、あれこれネットサーフィン(古)。
国会で安倍総理の発言にスタンディングオベーション。そのときの話は「日本の領土、領海を今この瞬間も守りぬいている海上保安庁、警察、自衛隊の皆さんに心から敬意を表そうではありませんか」という場面。いい話です。ま、大島議長から注意はされましたが、過去にもあったわけですから。そしたら時事通信の馬鹿な記者を始め、維新の会の馬鹿じゃなく馬場氏とか「異様で異常」だと。いつものうそつき共産党「気持ち悪い」だと。しかも二十数年国会議員をやっていて初めてだとも。本当嘘つきだね。
おまえらの方がよほど気持ち意悪いよ。

こんな話題を拾っていると、沖縄の無法地帯の話が。道路を不法に占拠している外から来た職業左翼の横暴にとうとう地元民が怒り、、、、ところが、地元マスコミはこの職業左翼の味方だった、、、、なんて話は昔から聞いていたが、なんと沖縄地方裁判所でさえ、なんとな〜く極左の味方をする緩い判決に、本土に住むワシらには「はてな」のオンパレードだと言うことを覚えておこう。

最近青森や八戸のような田舎の駅でも目に付くハングルと支那語。空港の出発ボードとかも、英語日本語と繰り返すならまだいいのだけれど、そこにハングルと支那が。見にくいったらありゃしないが、これを、訪れている支那人や朝鮮人が「あ、日本はなんて優しい国なの!!」と思ってるとでも考えているのだろうか。人がいいにも程がある。。
ヨーロッパとか各地を回ると、自国語と英語、、、これだけですよ。レンタカーでドイツ国境沿いのアウトバーンサービスエリアで休憩したときも、ドイツ語と英語。100メーター隣がフランスなのよにだ。
あっ! 何を書いているんだ!にだ。

捏造歴史認識に基づく反日エネルギーが国力の3/4を支えている国の何を理解して観光誘致をしなければならないのか意味がわからない。片や支那は朝鮮はあくまでも属国意識から離れられないのを知っているので、完全に小馬鹿にして大嫌いらしい。支那が強ければ支那に付き、ろ助が強ければ露西亜に付き、日本が強ければ日本に着いていたその過去は教科書をどんなに改ざんしても変えられないのよ。そして未来も。もう世界中で君たちの言うことを真に受ける国はないんじゃないかな。グランデール市長の慰安婦像設置しちまったの後悔の念の答弁が印象的でした。
それを考えると、とち狂っているとしか思えない北朝鮮は、自立国家としてどこにも頼らず邁進するつもりで核弾頭を積んだのか?と思いきや、きっとそれは違う。この民族の歴史をひもとくと属国故の知恵がある。自立はできないが効率よく金を集る術は、実は相当昔からそうだったと気がつくのだ。

こういうことを考えながら望むEAOは面白いに違いない。まじか?と思うかもしれないがモダンデンティストはナショナリズムのような心情と多様性と汎用性の引き出しを無数に必要とする。インプラントはその一つの方法論に過ぎないから、だから、、、ミーは面白いと感じているザンス。




金曜日, 9月 23, 2016

医療計画討論に参加できない歯科とは

9月9日、厚労省で「医療計画の見直し等に関する検討会」が行われた。第2回「医療計画の見直し等に関する検討会」「救急医療」「災害時における医療」「へき地医療」「周産期医療」「小児医療」などをテーマに活発な議論が交わされた。全体には、歯科領域からの意見・議論する場面が少なく、基本的には、専門領域の意見・課題を傾聴する時間が多かったことは事実。地域医療計画というより地域包括ケアシステムの枠での歯科医療提供にならざる得ない状況は否定できな検討会内容であった。(オクネット)

こういう場面でいつも出くわす歯科的視野の狭窄だけれど、なぜなんだろう。
答えは簡単なのである。歯科が専門職として認められていない実態が浮き彫りになるのではないだろうか。医科的細分科目の一分野としてして扱われる背景を歯科は大いに反省するべきである。歯科大学が6年で研修医を含めた1年を経過し10年近くの臨床経験なしには社会に貢献できない現状は、医科とほとんど変わりはしない。
歯科大学の存在は、医科的思考以外に歯科だけのより高度で専門的な知識の網羅が必要だからだが、たとえば眼科大学や整形外科大学があり学業は6年である話は聞いたことがない所から鑑みても、歯科の特殊性は決して否定できない。かつて医科に対するコンプレックスで満たされていた時代は過ぎ、歯科医療分野としての社会への重要性が以前にも増してかなり高くなっているにも関わらずだ。近年注目のポリヴェーガル理論を読んで、これに深く関連する歯科とは、本当にすごいと思うのだが。

個人で、広範囲(マクロ)にあるいは超専門的(ミクロ)に己の仕事を実践しているスーパーデンティストはさておき(笑)、パブリックな立場の歯科医師会および類似組織に目を向ければ、日本だろうが県だろうが郡市レベルだろうが、決められた会務に翻弄され目的を失っているからこそ、こういう事態になることを賢明なる重鎮は理解しているのだろうか。
たとえば、郡市や県レベルで、目先の行政とのタイアップが重要との向きが、いかにに的外れであるか理解できよう。否定はしないがその効果を実感している国民や歯科医師がどれほどいるのかはなはだ疑問なのである。
結果陰口をたたかれるのは「受診率の向上のためではないか」と卑下され、国民全体の歯科的将来性などどこにも見つけられない。そもそも厚労省の把握している「歯科検診事業や各種イベントを契機に歯科受診する割合は1000人に一人」ではないか。そんなことに貴重なマンパワーと時間を自ら提供し満足している現状を、皆が理解しているとはとうてい思えない。完全に目的が違うのだ。その違う目的に歯科が向かえないのだ。

歯科受診抑制とは国民一人一人の歯科に対する知識不足と歯科医師自体の問題が内包されていることを国民自体が理解しており(だからCMやネットを駆使して良医を探そうとする)、戦後政策の一環としてのGHQが推奨した歯科公衆衛生活動のベクトルが、近年あらぬ方向に向かっている事はもう変えられない事実なのである。あるいは学校検診における意義とか、GHQ教育使節団の悪意に満ちた報告書を紐解いてみればよろしい。今まさに的外れの感は否めないのではないだろうか。

要は、役人にいいように言いくるめられ使われているに過ぎない歯科医師達がクローズアップされるだけなのである。その証拠が、国民の歯科意識レベルの無向上なのであり、肝心のこのような検討会を含む骨組みを決める会議での発言力のなさなのだと言うことを理解するべきである。

歯科は国民の健康のゲートキーパーであることが言われて久しいにもかかわらず、肝心の壇上で胸を張って言えるリーダーが不在であることもまた事実なのだろう。政治的に熱心なドクターは明らかに学術が不足し、学術にたけているドクターは政治的なことにあえて無関心。多くの引き出しを持つバランスの良いリーダーがいないのだ。





火曜日, 9月 13, 2016

耐性菌と歯科小手術

先般とある会合で、歯科における抗生剤の使用の不適切から来る耐性菌の話が出たらしい。納得の上での薬物に関する歯科の無知がさらけ出されたようだ。20年ほど前だろうか、東海大学医学部のJ・S先生の講演会を八戸で開き耐性菌と歯科治療における投薬の話をしていただいたことがある。そのときから何か変わっているかと言えば何も基本的なことは変わってはいないはずなのだが。耐性菌の問題はそんな簡単な話ではないはず。2050年までに耐性菌関連で1000万人の死亡者が予測される。

スーパー耐性菌 (コロナウイルス菌)
歯科の抗生剤の使用方法が非常に短期でいい加減だから耐性菌が増えるのだという医科の言い分は絶対におかしい。最近の保険請求縛りに伴う医科の投薬日数も、以前に比較し妙に短期間なおかしな事になっている事はご存じなのだろうか。
口腔内には6000種にも及ぶ口腔内細菌が最低でも300億から数千億存在し、たとえば抜歯時の病名は投薬に関わる感染病名が付く。本来予防投与は医学的に認められない。(タミフルなど抗ウイルス剤など特殊なケースを除く)なぜなら、風邪をひきそうで、結果上咽頭炎になりそうだから抗生剤を予防投与する、、など、すべてにおいておかしな状況となるからだ。加えて、欧州などでは歯科小手術時抗生剤の投与などは決してあり得ない。なぜならそこに至るまでの口腔内の除菌処置や小手術室の通常オペ室並みの完備などがあげられている。日本でこの条件を満たした上での小手術が、すべてのケースにおいてあり得るかと言えばあり得ないのである。

この悪条件の元、小手術を実行する歯科的問題点は保険請求やシステム的問題点の改善以外にないのだけれど、医科の言い分を鵜呑みにして現行の投薬のあり方を議論すること自体意味が無いし、それが耐性菌を作る原因なのだとしたら、J・S先生の言うとおり小手術後最低でも一週間の投薬を実現する方が理にかなってはいないのか。重篤な感染症を引き起こし、耐性菌だらけの現状が目の前にあったなら「病理学的にひどくなるまで抗生剤を投与しない」方法をとるのか、「小手術時の長期の投薬をとりあえず実現する」のか選択が問われていることに対する議論とガイドラインの作成が優先するべきであり、いたずらに歯科の投薬に問題があることを認めてはいけない

個人的に、軽度の炎症を抱えている小手術時の出血サンプルをプレパラートに移し、マイクロスコープで確認したことがある。驚くほどの細菌を確認するのだけれど、その多くは生体の正常な免疫反応で排除されることは容易に想像できる。しかし、正常な免疫反応が起こる約束をワシはすることが出来ないし、万が一で苦しんでもらわないためにも当然のように投薬をする。この是非こそ重要なのだが、こういう主張を何故歯科は大いに言わないのだろうか。
だいたい、炎症反応の無い歯を小手術で除去すること以外、抜歯に限って言えば、どういう時なのだろう。自然脱落するべく完全に上皮組織で埋包された歯槽骨上の歯のみの抜歯なら、議論の対象になるわけもないが。

ワシの30年の経験則と、薬理に10年出入りしながら得た情報をコンフュージョンさせているわけではない。そもそもの議論が既存の医科理論のみありきで進む事への危惧から来る歯科的考察の必要性を提言してみたのだ。我々だって、耐性菌の中でも注目されるアシネトバクター、NDM-1産生菌、KPC産生菌など重要項目の勉強だってしているのだ。歯科を含めた多くの議論をするべきではないのか。






日曜日, 9月 11, 2016

経験したことのない体調

土曜日、午後から休診にして全体ミーティングを開催。だいたい2ヶ月に一度の割合で行っているのですが、最近のマンネリ化に少々苦言を(笑)。しかし、みんな一所懸命いろいろなことを用意してくれたし、少し早めにプレゼンを終わらせ、新人さんたちのトレーニングをみんなで手分けして行いました。皆さんお疲れ様でしたね。
その後焼き肉屋さんで、新人君たちのコミュニケーション獲得トレーニングを参加者全員で(笑)。たしかになぁ、自分も20歳
そこそこの時、周囲の大人と積極的にコミュニケーションがとれていたかと言えば、取れていなかったと思うし。。まじすかぁ、とかは言ってなかったけど。

一次会でビール数杯とマッコリ数杯を飲んでおいしく焼き肉をいただいたわけです。次に行こうとして移動している最中に、今まで経験の無い具合悪さが襲ってきて、どうにも我慢できずに帰宅したわけです。気持ちが悪いとかでもなく、動悸がするとかでもなく、血圧が高いとかでもなく、目が回るとかでもなく、とにかくなんだか具合が悪かったんですね。で、体全体の脱力気力の放散、どうでも良い感じとか(笑)。なんですかね。
確かに、チトクロームP450関連系の(笑)気持ち悪さに似ていて、視野が狭窄はしてきました。血圧低下ですね。でも、ちょっと違うんだよなぁ。。。

翌日曜日、いつもなら自転車蹴ってどっか行こうかと思うのです。久しぶりにものすごく良い天気。でもね、布団から出られないんですよ。前日10時過ぎにはねてたというのに、どうでも良い感じ。。。
やっと起き出し、食欲は結構あるのでガンガン飯は食い、院長室片付けたりしていて、最近はまったエアプラントに久しぶりに霧吹きで水を(笑)。手間もいらず光合成だけで生きていける不思議な植物ですが、これ、元はコソドラ島のもの。かつてイエ
メンが平和だった頃、兄ちゃんに行こうよと誘ったあの島です。不思議な生き物です。
ハチの方なんて植えてあるように見えますが、ただ乗っけてるだけです。そして勝手に生きていくすごいやつです。外なら水もいらないでしょう、日本なら。

夕方、孫が来て、癒やされました(笑)。
じいちゃんまっしぐら。




火曜日, 9月 06, 2016

三島由紀夫を読みたくなる環境とは

ここしばらく、寝しまに三島を読んでいます。何か今の環境がそうさせているのか。結構すぐに眠くなるのだけれど(笑)、Kindleだからデジタルメモしちゃったりして。。

三島文学もそうだけれど、彼に関わる様々な評論がまたとても面白い。時間があれば、三島由紀夫という人間をいかに多くの人たちが観察し、そして、考えているかがよくわかるので、それだけを読んでみるのも面白いかもしれない。

三島は言った。
「右翼は理論ではなく心情だ」。。。。。くぅ〜、しみる。インテリ左翼のいかに気取った理屈の中から、日本を思う気持ちなどこれっぽっちも感じられないから、左翼は外国人ではないのか?と言う疑問がワシは当然出てくるわけだ。三島は左翼の積み重ね理論の方式をひどく嫌っていた。武士道とは死ぬことなり、という根本から、朝起きたらその日が最後だと思えば、歴史の精華を具現する最後のものとなる自分なのである。

そんな三島の言葉は心に焼き付く。このブログでも何度も書いたが、、、このままではこの国は

「無機質な、空っぽな、ニュートラルな、中間色の、富裕な、抜け目ない、或る経済大国が極東の一角に残るであろう」

これは彼が45歳、自衛隊突入し割腹自殺を遂げる直前の言葉だ。三島の詳細は良いとして、今の出来事の多くで、この言葉を思い出すワシはどうかしているのだろうか(笑)。

北朝鮮は我が国へ向け、ガンガンミサイルを撃っている。支那は当たり前のように領海侵犯と領空侵犯を繰り返し、何も出来ない日本をあざ笑いながら、何かのきっかけやイベントで我が国の領土を狙う。南朝鮮は有りもしない慰安婦問題で、いかに我が国から金を引き出そうか真剣に世界中でキャンペーンを張る。あげくにそんなことは棚に上げスワップ再開を望み我が国はここでも間抜けな交渉に終始する。
隣国と仲のよい国があったら是非教えてほしいのだが、我が国政府は得にも何にもならない隣国との仲良しグループ構築に躍起なのは、すでに中枢に隣国の人々が大勢座っているから仕方が無いことなのか。

この構図から我が国の中身もおかしな事に。つい最近のニュースで、撮り鉄が駅員に怒鳴られ注意されている。「マナーが守れないのならやめろ!!」この動画が反響を呼んでいるとニュースになる。この時点で普通はおかしいのだけれど、ニュースになる。
反響が半々だという事をいかにもらしくニュースにするのだが、、、、そのインタビューの内容w。
「これはどっちもどっちだよね」という馬鹿丸出しから、「金払ってるお客に怒鳴るとは良い根性しているな」「ふざけんな駅員」、、、、、これはもう、我が国の崩壊がここまで来ているかと唖然となる。誰が悪くて誰が正義なのか、たとえば政治家が手本を示せないから、たとえば教員がサラリーマンだから、そしてマスコミがそのなあなあを後押しするから、こういう馬鹿たちは何が悪くて何が良いのかの判断が全く出来なくなっているのだ。

その昔、患者にこんな事を言われた。詳細ははしょるから誤解されそうだが(笑)、、
「わたしからお金もらってるんでしょ?じゃあ、言うこと聞きなさいよ」
わしは言った。
「おかしな事を言う人の話は聞く必要なし。加えて、お金で上下関係を作ろうとするあなたを軽蔑する。お金は対価である。あなただけが対価だと考えていないようだ。一銭もいらないから二度とお会いしたくない。」

お客様は神様です、、、、の昔のブームから、金のためにプライドを捨てるおかしな事になった我が国を何度も何度も憂いてみた。武士は食わねど高楊枝の意味とかもうわからんだろう、馬鹿者は(笑)。