金曜日, 12月 01, 2017

伝説を通り越す歴史なんだろうか

ドクターネビンスの話を聞いてきた。こういう機会を作ってくれたカイマンデンタルに感謝です。さて、、、

30年前、開業するあたりの頃なのだが、歯科に関する情報ソースは、かなり限られていた。特に大学にケツをまくった不出来な私など、商業誌以外新しい情報は皆無で、それよりも何よりも学生時代から勤務医までの付け焼き臨床が、果たして世の中で通用するのだろうかという疑心暗鬼にも似た不安との格闘が一番であり、早く開業して仕事休んででもこの先生の元で何を習いたいというハウツー思考もまだ若かったせいか旺盛だったのかもしれない。

そんなはぐれ物の、できの悪い私でさえ、ペリオに関して言えば、当時外人ならネビンス、リンデ、ぐらいは知っていた。だから開業して間もない頃、最初に選択したペリオセミナーがネビンスだった。PRDは紙がつるつるではない、口腔内写真ではなくイラスト中心の頃からの読者だったので余計に彼が印象に残っていたのかもしれない。そして彼のビデオを何巻ももちろん買って自宅で何度も見ていた。

もう、今や元気なおじいちゃんなのである。少し安心した。そんなおじいちゃんの顔を見るために多くの偉い先生方が集まってきたようだ。みなさん、米国大学臨床がらみだったり、国内大学臨床がらみだったり、と様々なのだろうが、私のように純粋におじいちゃんお顔を拝顔しに来ただけ、、と言う先生は少ないだろうなぁ(笑)。懇親会に出席できなかったのが悔やまれる。彼が邪道だと当時怒って、二度とこんなまねをした論文はPRDにのせないし、絶対にこんなまねをしちゃだめだ、、と言ったラバーダムGBRのその後の話をしたかった(笑)。

45年経過症例とか、どれほど凄いのか。インプラントどころの話ではない哲学的命題が隠れているにもかかわらず、申し訳ないが、やはり場違いなハウツー質問などが出たのは残念で仕方ない。だから、彼の口から「使ってないから知らない」とか「今までこんなに良い成績を残しているマテリアルを今更なぜ変えるのか?理解できない」とか、ザンバラリンとたたき切る感じは30年ほど前と何も変わっていないのだろう。
なぜそこでその話を今この先生に聞くのか?AI搭載スーパーマンだと思っているんだろうな。気持ちはわかる(笑)。

歴史的伝説を目の当たりに見て、相変わらずの節を聞いて、明日からの臨床の励みとかそんな生やさしい事じゃないなと気持ちを引き締めて帰路についたのでした。いや、そこまではないか(笑)。




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