金曜日, 5月 25, 2018

保団連(保険医協会)は医療団体ではないらしい

青森県の歯科における昨年の個別指導の結果、前技官時は2割ほどの再指導が、今回赴任したM技官では8割に及んだ。内容を確認すると、重箱の隅をつつくような改善事項が多く、本来の「保険医療機関等及び保険医等の指導及び監査について」(平成7年12月22日)(保発第117号)の内容からは大きく逸脱している部分があるように思われた。

このことに関して、実は次年度の個別指導対象が本来のルールから対象数が少ないことになるという問題を抱える。再指導も含めた本年度の個別指導対象人数なので、本来選定されていたにもかかわらず個別指導を行ってもらえない医院が出てくることになり、不公平感はぬぐえない。(当たらなかったからラッキーという問題ではない)
だから我々としてはなんとか、M技官の本質的指導内容を理解しないと、この状況がしばらく続くと言うことになる。個別指導自体に持っている「いやな感じ」が、前々技官や前技官では全くなかったが、そういう「素晴らしい指導内容」を経験しているだけに、また「いやな感じ」が復活してくる危惧を覚える。

そこで、青森県保険医協会ではこの問題を解決するには、このM技官にたいして「適切なカルテの記載と請求(仮)」という感じで講師をお願いできないか再三再四文書で、東北厚生局青森事務所に送っていた。医療団体には本来断ることが出来ないはずなのだ。そして、常に断られていた。

しびれを切らした青森協会会長が直接厚生局青森事務所に出向き、その理由を問いただすが為に色々聞いた結果、古川所長はいみじくも「保険医協会だから出来ない」という正直な(笑)回答だったようだ。では歯科医師会なら出来るのか?と言う問いでは「わからない」と言ったそうで、、、う〜んどうにも判断がつかないが、所長とすればこの技官を外に出したくないのではないかと勘ぐってしまう。

改定時の厚生局説明会でも、担当のM技官に対して多くの先生方の感想は「何を言っているのか意味がわからない部分が沢山ある」という全体説明だった。私も参加して疑問符のオンパレード。実は私も歯科医師会、保険医協会の説明会新点数解説設担当だったものだから耳を懲らして良く聞いたが、よくわからない部分が。もちろん改定直後はそういうものだから皆仕方が無いと思ってはいるが、言い方とかありますからねぇ(笑)。

とにかく、問題点は、改善したいので講師要請するが断られる再指導は多い。そして何より保険医協会(保団連)は医療団体ではない。ということかな。

私も、保団連の驚くようなクソ左翼ッぷりに「日本人なのだろうか?」と感じ全く同意できないことは山ほどある。支持率1パーセントもない政党と仲良くしご満悦。どうにかしてほしい。  
が、さすが医療団体(私にとっては(笑))、特に歯科では数値の正確さデータ集積能力、どれをとってもピカイチのエビデンスを作成するので、これは素晴らしいと感じ組織内で仕事をしている。何々総研を上回るくらいとにかく素晴らしい。

だから、その保団連や地域協会は「医療団体ではない」と判断されている最大の理由は、国会を空転させ安倍おろしありきで自分達の無能さを隠す低脳野党の片棒を担ぐ活動を平然と行っているからなのだと、私は思っているが。

仕方ないね。じゃあ私本省に行ってくるか(笑)。

火曜日, 5月 15, 2018

安い単価になれていると言うことは、、、

今更だけれど、南米の学会や診療室にお邪魔して、当然外で飲み食いして思うのだが、日本は外食の平均的単価が安すぎないだろうかと思ってしまう。日本人はそんなに貧乏なのかしら?
イヤイヤ、道ばたに「みぎやひだりの旦那さまぁ、哀れな乞食にお恵みを」という景色は昭和30年代後半で姿を消したはずだ。ところが今回訪れたブラジル、アルゼンチン、チリなどはもちろん、欧州でも米国でも、いわゆる「おこもさん」は現存する。これはその国の経済状態のたまもので、もちろん政治的な民族的な背景があることは否めないが、日本では全く見ることはなくなった。もちろん、彼らはホームレスとは違うカテゴリーだから。

ところが、そういう経済状態のあるいは日本とは比べものにならない程の貧富の差があろうがなかろうが、例えば世界チェーンのお店とかの単価を比較したとき、日本の異常な安さがひときわ目立つと言うもの。コーヒーもハンバーガーも特筆するほど日本は安い。と言うことは、アプリのオープンテーブル等でレストランを予約しても先進国もそうでなくてもそんなに予算的に差は出ないが、日本の場合とんでもない安さでそれなりの飯が食えたりする。
どゆこと??

ペルーの郷土料理、鶏レバー串焼きポテト付き、
普通のリマの食堂で1000円くらい。日本なら??
そう、日本ではみんなぎりぎりで価格競争をして、ぎりぎりで食材を用意して、無報酬の寝ないで仕事をしていると言うことなんだろうと思う。だから支那の得体の知れない食材に手を出さなくてはやっていけなくなったり、安い外国人労働者をブラックな使い方をしてしのいでいるのが現状なのではないだろうか。経済状態がどん底に突き落とされた民主党政権の時からこのデフレスパイラルは拍車がかかり、安倍政権が相当頑張って今の状況まで牽引したけれどまだまだ足りない感じがする。


安い単価に慣れた経済大国は誰も幸せにはならない。

これが、医療介護の世界でも言えることで、看護職、介護職大規模アンケートを実施した結果を見ると、約6割が離職を希望していることがわかった。(もちろんそう思っている人が積極的にアンケートに答えたのだろうけれど・・)その理由は言わずもがなで、低賃金長時間労働と高ストレス状態で精神的に疲弊しているにも関わらず人様の健康回復のお手伝いなどもってのほかという、社会保障を根幹から覆す結果なのである。
社会保障の相互扶助とは聞こえはいいが、要はお互いの献身的な善意に頼っているだけの話で、そこに介在するプロとしての仕事の評価はべつなのである。だから、各国で日本の社会保障の話をすると皆一様に驚き、可能なのか?そんなことが?と言う返答と供に、関係者は余程低賃金で仕事をしない限りそのシステム維持は難しいだろう、というアナリストが出現する(笑)。そして、社会主義なのか?という素朴な質問が返ってくる。

しかし、我が国の医療に関しての国民の評価は「高額」らしく歯科に至っては「高すぎて通えない」らしい。いったい何と比較しているのだろう。それ相応の対価があるからそれ相応の素晴らしい結果が期待でき、巡り巡ってそれ相応のサラリーが支払われるのだが、、、大卒初任給55万円、ビッグマックセット2800円のスイスの例を考えてみてはどうだろうか。


土曜日, 5月 05, 2018

南米らしい写真だけを並べてみたが(笑)








































不思議の国に触れる ペルー編少しだけ

南米学会、帰国後まとめて書こうと思ったけれど日程が長いし、目的地も遠いので、FBに逐一載せていたので、なんか最後をのぞいて脱力です。興味のある方はFBへ。
https://www.facebook.com/dentalkuma

そして南米に関する閲覧は友達のみなので友達申請してない方は友達申請すれば詳細がわかります。怒濤の南米。。

最後はペルーでした。

イグアスから4時間LATANの飛行機に揺られて深夜リマ国際空港に到着した。行く前からタクシーは拾うな、10台に一台は大変なことになると何故かブラジル人(笑)にアドバイスを受けていたので空港送迎のみで15分程度なんだけれど頼んでいた。確かに空港出口にはオフィシャルタクシーデスクが並んでいて印度ムンバイを思わせる。それぐらい信用がないのかな(笑笑)。
送迎を頼んだ人とその中を漕いで行くと、ものすごい量で「タクシーはウチでどうだ?」と言う多くの強烈な歓迎に会いながら目的の送迎車まで到着。ʅ◞‿◟)ʃ。

ホテル到着時色々注意を受ける。このホテルの周囲は高級住宅街なので大丈夫とは思うが不用意に出歩かないようにしてくださいね。。。。う~ん、ディープだリマ。。

翌日早めに目が覚めて朝食を頂く。う~む、なんて美味いんだ。普通のホテル朝食だが一つ一つが実に美味いのだ。確かにペルーのリマはミシュランの3つ星レストランが多いので有名だ。だからレベルの高さが伺われますな。3日間いたのだが紹介してもらったところ以外でも基本的に飯がうまいのが此処リマなのかもしれないと本気で思った。

さて、ペルーの歴史や、こんなに辛くてインカ帝国だけではないペルーにみんなどれだけ関心があるんだろう。実はすごい歴史と文化を持ちながら、スペインにコテンパンにされた過去を僕らはきちんと学習しなければならないと思う。ブラジルもそうだが、肥沃な土地と資源をもち、水と食料が豊富で人も文化も豊富。しかし、これら南米の国々がグローバルではなく、いまいちな理由は、植民地であったことと独立して間もないこと、そして何より政治汚職が蔓延していることが一番なのではないかな。しかも、チリやアルゼンチンなど白人の割合が多い国は他の南米の国に対して上から目線で感じが悪いのだそうだ(笑)。わかる気がする。しかも、国境戦争は後を絶たなかった歴史がある。

リマでは2件の歯科医院を見学した。ペルーは当然自由診療なので、医院によって診療費が異なる。掛け金の高い歯科民間保険に入っていても年間3000ドル程が上限らしい。
最初に行ったDr.C.Kawashimaは日系人にとても人気な非常に穏やかな素敵な先生。ユニット一台でマイペースで仕事をする。日本で3年の修行の時に日本語を完璧に覚えたらしい。色々お話ししたが学術的にも日本と遜色なく高度な要求にも答えていた。ペルーには約8万人ほどの日系人が住んでおり日本語をメインに話す人はこの先生のところに行くのだそうだ。だから中々予約もとれない。


かたや、DrJulioの紹介のDr.D.Flores。自社ビル三階建はリマでもトップクラスの診療室でユニット30台を数える。スタッフ総勢5060人くらいらしいそのうち12台は通常診療に使い残りは2Fにあり学校検診などに使うらしい。学校検診は日本のように歯科医師が学校に出向くのではなく、いくつかのグループに別れた学生が毎週のように医院を訪れるのだと言う。面白いシステムで、治療の必要が見つかった場合その場で処置したり後日来てもらったりするのだと。
3Fには30人ほど入れるセミナールームも完備して素晴らしい。学校の歯科衛生教育はもちろん、この先生のセミナーなども開かれる。通常使用のユニットは中庭に面していて滝が流れて日本庭園のような佇まいに「此処までやるか??」と驚くのだ。








さて、ペルーは田舎(特に山岳部)に行くと正規の歯科医師がまだまだ不足と言うか誰もいなくてその所為だろうか、リマには歯科専門機材ストリートが存在し、誰でも専門的な機材を購入することが出来る。これどういうことかというと、、、副業で誰でもモグリで歯科が出来ると言うことらしい。当然治療費は安いだろうし、先に述べた先生方とは全く別物の治療なのだろうが、それでもいいという人で歯科で困っている人は背に腹は代えられないだろう。








旅の終わり、20年前の日本大使館人質事件の舞台となった旧   日本大使館跡に行ってみた。生々しい銃弾痕が今でも残っています。わからない人はググってね(笑)。ペルーの近代史の1ページに日本が関わっていたのです。。。。